症状
|
原因と対処 |
カメラエラー [Running Graph error] | 接続している USB コントローラのバス幅が不足しています。 他の USB コントローラに接続するか、同じUSBコントローラに接続されているデバイスを取り外してください。 また、同じエラーメッセージは、すでにカメラが他のアリプケーションで利用されている際にも表示されます。 他のアプリがカメラを利用していないか確認してください。 |
カメラ選択後のエラー | カメラ選択後、設定画面で強制終了する場合、「紹介動画」を表示するためのビデオプレイヤーの起動に失敗していることが考えられます。 aeroTAP.exe フォルダー内のVideoDLL.DLL ファイルを削除し、再起動してください。 この症状は、Windows 7 Embedded の環境で発生しています。 |
カメラが見つからない | デバイスマネージャで、aeroTAP 3D USBカメラが「カメラ]、「イメージングデバイス」として認識されているか確認してください。 Windows 7 Embedded では、標準カメラドライバーが搭載されていない場合、このような問題が発生します。 ドライバーを Windows 7からインストールしてください。 |
ダウンロード エラー | 初めて aeroTAP を起動する際に最新版の有無をインターネットを介してチェックします。この時、ネットが利用できない場合に表示されます。そのまま、[OK]ボタンをクリックして、設定画面に進んで設定を行ってください。次回、起動時にはこのチェックは行われません。 Professional 版の場合には、このエラーメッセージは表示されません。 |
仮想ボタン(仮想マウス、仮想スクロールバー)は、アプリケーション毎に設定することができます。アプリケーション名は、通常実行ファイル(exeファイル)になりますが、次のような場合は、固有の名前で定義してください。
アプリケーション |
定義名 |
デスクトップ |
[Desktop] |
Microsoft Edge |
[MicrosoftEdge] |
Windows Startup |
[Startup] |
Windows 7 PhotoViewer |
[PhotoViewer] |
これは、Windows 10がアプリケーションのDPIをモニターの大きさに合わせて自動的に調整するための問題です。
aeroTAP.exeを右クリックして、プロパティ画面を開き、[互換性]タブの[高いDPIスケールの動作を上書きします] をチェックし、[システム]を選択してください。
環境によっては、カメラを接続したままOSを再起動するとカメラが認識されていない症状が発生します。
ツール aeroBootCheck.exe を実行して、USBデバイスをリセットしてください。64ビットOSでは、64ビット版のaeoBootCheck.exe を実行してください。
aeroBootCheck /R
aeroTAP を自動起動する場合は、以下のコマンドで起動することで、aeroTAPは、起動時にカメラの接続を確認して、必要に応じでリセットを試みます。
手を移動する際に、手を見失っていることが原因です。次のような条件の悪い環境でそのような状況が見られます。カメラの設置位置を変えてみてください。
暗い( 100Lux以上あれば問題ありません)
逆光(背景に大きな窓がある、後ろに天井の照明がある)
暗い場所では、より多くの誤認識が発生します。操作する場所の明るさについて確認してください。また、操作距離などに注意してください。
また、カメラからの距離が近い場合にもカーソルがスムーズにならない場合があります。カメラからの距離は、「ようこそ」画面の手の画像の大きさに合わせる位置を目安にしてください。
特殊な背景への対応
縦縞模様、縦のブラインドが背景にある場合、誤検出が多く見られ、仮想カーソルの追従を悪く感じます。体で背景を隠すようにすると性能が戻ります。
IRカットフィルタなし版 Type Bを利用している場合には、暗い場所 (例: 40luxを下回る) 環境では、赤外線を投射することで解決できます。ただし、あまり強い赤外線を投射すると、赤外光のため影ができたり、白く飽和した画像になるので注意が必要です。
明るさの目安
aeroTAP を利用する場合の明るさの目安として、90Lux以上の環境をお勧めします。
環境 |
aeroTAP 3D USB IR CutFilterなし | 汎用Webカメラ(比較的高性能な汎用Webカメラ) |
10 Lux (暗い) | 操作は可能ですが、部分的に背景に明るい照明などが入ってしまうと検出が途切れ途切れになります。 | 手検出が安定しません。 |
90 Lux(間接照明で明るい) | 基本操作は十分可能です。 | 移動時の動きが多少途切れます。 |
100 Lux(明るい) | 基本操作は十分可能です。 | 基本操作は十分可能です。 |
暗い場所で、フリッカー現象 (画像に波が打つように揺れる) が発生する場合、[画像の調整]タブで[ちらつき補正]で正しい値が選択されているか (関東では50Hz,関西では60Hz) 確認してください。
カメラの詳細設定は、[設定]画面の[ようこそ]タブで、[カメラ詳細設定]ボタンをクリックして表示することができます。
管理者レベルで実行されるアプリケーション上にカーソルがある場合、aeroTAP から制御できません。aeroTAP を管理者権限で実行してください。
例えば、OSK (オンスクリーン キーボード) などもaeroTAP を管理者権限で実行していないと、画面上のキーボードをタップすることができません。
使用しているUSBの帯域が不足していることが考えられます。他のUSBコントローラーに接続するか、同じコントローラーに接続されているデバイスを外すか、またはコンピューターを再起動してから再度実行してください。
また、USB ケーブルを延長している場合、5mを超えている、またはケーブルの品質により同じエラーが発生します。USB ケーブルを交換してお試しください。
その他、トラブルに関しては、www.aeroTAP.com からお問い合わせください。
aeroTAP 稼働中に、カメラ再開の通知メッセージが定期的に頻繁に表示される。原因としては、aeroTAPをカメラとの通信が正しくできなくなり、再開していることを意味しています。カメラのUSB接続に問題が無いか以下の方法で確認ください。
VMWare など仮想環境の Windows システムでは、aeroTAP 3D USBカメラを認識することができません。通常のWebカメラとして動作します。